*・。日々寄り道。・*

はるの、不定期な近況報告闘病日記。地道にコツコツ(´=ω=`)

他人に病名を告げる

某企業の説明会で気付かされたことです。

私はこの間まで、病気の名前を就活などで表に出すのは不利になるため絶対にいけないことだと思っていました。
嘘をついてまで隠すべきことだと思っていました。
でも、それは必ずしも良くはないことだということに気づきました。
病気を隠すことは、その病気から逃げていること、自分で自分の病気を受け入れることができていないことだと思いました。

ある企業の説明会で、人事の方が、こう言っていました。

「自分の仕事に責任を持て。他人に迷惑をかけるな。」

最初聞いたときは、なんて冷たい企業なんだ、と思いました。
しかし、その説明として、人事の方はこう続けました。

「自分の仕事の後には、その仕事を受ける後工程の人たちがいる。だから、その人たちに迷惑をかけないためにも、責任をもって仕事に向かえ。」


「責任」という言葉が、私の頭に残りました。
「責任を持つこと」って、何なんでしょう。
考えてみました。

仕事に責任を持つには、まず、自分に責任を持つことが大前提だと思います。
そして、自分に責任を持つためには、自分を全部受け入れることが必要だと思います。
誰でも、受け入れられないことに対して責任を持てるとは思えません。
…まあ、"受け入れ方"が正の意味でか負の意味でかは別として。

私はつい最近まで、なかなか自分の病気を受け入れることができないでいました。
病気であることを、後ろめたいとさえ思っていました。
でも、自分に責任を持つためには、全ての自分を受け入れる必要があります。
1つでも受け入れられないことがあっては、その「責任」は無責任なものになります。

では、どうやって受け入れたらいいんでしょうか。
私は、病気である自分を"認める"ことにしました。
「病気な自分も、自分の中に存在していい」と考えることにしました。
誰でも、自分自身が気に入らない「負の自分」を持っていると思います。
その自分の存在を、認めてあげるんです。


人事の方が言った、「自分の仕事に責任を持て」ということは、「自分に責任を持って、自分のことを全て受け入れた状態で仕事にのぞめ」ということだと思いました。
1つでも受け入れられなければ、もし受け入れられない自分に責任がかかったとき、その責任を受け止めるどころか、投げ出して責任転嫁しまうかもしれません。
私の場合、自分に責任を持つということは、病名を告げることだと思いました。

そして、「他人に迷惑をかけるな」ということは、私の場合、「病名を隠していて、万が一調子が悪くなった時に他の人にかける迷惑を考えろ」ということだと思いました。
病名を周りの人に全く伝えないことで生じる不利益は、伝えることで生じる不利益よりも、場合によっては大きいかもしれません。


…なんかごちゃごちゃしてきました。
自分の思ったことを書き表すって難しいですね…(´・ω・`)


とにかく、何かしらの病気にかかっている場合、自ら進んで言うことはしないとしても、もし相手から病気にかかってるか聞かれたときに、本当のことを言わないことは、後々自分にとって不利益になるかもしれないってことです。
病名を伝えることは、自分を不利な状況に立たせる行為ではなく、自分に責任を持って、後々の自分や周りを助けることだと思いました。
まあ、時と場合によるかもしれませんが(笑)


これらはただの理想論ですかねぇ…(´-ω-`)
言いたいことが上手く表現できない自分に落胆。
でも、この考えに至った時、病気に悩んでいた気持ちが少し楽になりました。
「病気なのも自分」で良いんですね(`・v・´)